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2020/01/25
 
研修 島外

島外遠征in石鎚山

ガイド研修で西日本最高峰の石鎚山に登ってきました。

今更ですが、去年の秋に屋久島ガイドの研修会で四国の石鎚山に行ってきました。

石鎚山は愛媛県にあって四国山地西部にあって、標高1982mで西日本最高峰で、日本百名山、日本七霊山の一つで大昔から山岳信仰の山とされ、奈良時代は修験道上として有名な山です。石鎚山は正確には天狗岳1982m、弥山1974m、南尖峰1982mの一連の総体山を石鎚山と呼ぶそうです。

今回の遠征は屋久島ガイド7名で、朝7時の高速船で鹿児島に渡り、レンタカーで大分県の佐賀関まで激走し、佐賀関から今度はフェリーでレンタカーごと愛媛県へ渡り、そこからまたまた車で激走し食事やトイレ休憩は別にしてほぼ寄り道無しで宿に着いたのが20時過ぎ...移動が一番しんどかったです。次行くときは飛行機にしよう。

今回のお宿は「西条ふれあいの里」さん、ここは自然体験型の施設で山の中で周りに何もないですが、ここは石鎚山のロープウェイに近くておまけに安いです。
そして、今回の現地ガイドさんは「西条ふれあいの里」に事務所がある「西条自然学校」理事長の山本貴仁さん、山本さんはとても博識で人としてもとてもいい人でおすすめのガイドさんです。ガイドをしてくれた山本さんは今回の研修メンバーのさっちんのガイドの師匠で、さっちんも以前は「西条自然学校」のスタッフでガイドをしていて今回のご縁となりました。

石鎚山の登山ルートは大きく二つあって、ロープウェイを使って成就社が登山口となる「表参道ルート」と、石鎚スカイラインにある土小屋から入る「土小屋ルート」があり、現在は比較的ゆるやかな「土小屋ルート」からの登山者が多いそうです。
今回私たちが登ったルートは「表参道ルート」でロープウェイ乗り場はなかなかの昭和感がありました。




ロープウェイは8分程で終わり、上のロープウェイで山本さんから今回のルートと大まかな概要の説明があって登山スタート。


ロープウェイ乗り場から距離は3.6kmでコースタイムは標準で2時間30分位。
ロープウェイ乗り場から25分ほど歩くと成就社という名前の神社がありここが正式な登山口になります。


この日は紅葉のピークは過ぎておまけに小雨で登山者はあまりいませんでしたが、紅葉の時期はものすごくにぎわうそうです。
前半は小雨が降ったり止んだりでおまけにガスって真っ白。


落葉した木が多いですが、まだ紅葉してる木もちらほらありました。


石鎚山は「鎖の行場」が有名で大きな鎖が掛けられています。鎖も大きくて長さは60m以上のやつもあります。基本的には雨の日は鎖はおすすめしないそうで、今回は登りの一箇所だけ鎖で登り、あとは迂回路を歩きました。怖くて登れない人も沢山いるそうなのでちゃんとした迂回路がありました。


屋久島にはこんなすごい鎖場はないのでみんなテンション上がりました。


石鎚山は弥山に石鎚神社の「奥宮頂上社」があり、隣に「頂上山荘」という山小屋もあって食堂と宿泊施設があります。山頂近くの大岩に鎖場の鎖を巻きつけたアンカーがありましたがアンカーも豪快でこの鎖も人力で運んできたそうです。




神社がある場所が石鎚山の山頂になるそうですが、標高的には隣にある天狗岳が一番高いので天狗岳にも行ってきました。
奥宮頂上社から天狗岳は15分くらいですが、尾根道がなかなかの絶壁。天狗岳山頂に行くときは雲がかかって左側の崖が見えませんでした。




雲がかかっていましたがおかげでブロッケンがよく見えました。


山頂に着くと雲もだんだん抜けてきて、奥宮頂上社も見えてきました。


奥宮頂上社に戻るとさっきいた天狗岳とあたりの絶景と標高の高さを実感できました。
紅葉が見頃の時は尾根道以外は真っ赤になるらしく、登山者の渋滞ができるそうです。


石鎚山を登った感想は登山のきつさは屋久島の山に例えると黒味岳や太忠岳のような感じでしょうか。縄文杉に登られた方なら問題ないです、高い所や絶景が好きな人にとてもおすすめです。次回は石鎚山とのんびり四国の旅も織り交ぜていきたいです。