屋久島公認ガイド 山歩(SANPO)

山歩blog

屋久島町認定 公認ガイド 屋久島山歩(やくしまさんぽ)
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2018/07/04
 
登山道整備

ボランチィア活動

ガイド有志と森林管理署の職員さん達との共同作業で、トロッコ道の手入れと旧小杉谷集落跡にある休憩舎の屋根の張替え作業をしてきました。

以前から頭を悩ませていた小杉谷休憩舎の屋根の雨漏り。
屋久杉の平木(薄い板)で葺いた昔ながらの屋久島風の作り。
最近は苔がびっちり覆い、その上に発芽した杉などが育ち情緒ある屋根になっていましたが、発芽した杉などの植物の根が雨漏りにつながっていました。

そこで今回は森林管理署さんの全面協力で、屋根板や機材を準備してもらい、20名程のガイドがボランティアで屋根の張替え作業と、長年の大雨で埋まってしまったトロッコ道の排水路の掘り返しをしました。

まずはみんなでせっせと屋根に育った植物の移植と長年培った腐葉土の撤去作業、傷んだ屋根を踏み抜かないようみんな真剣。


一通り腐葉土やコケを撤去すると傷んだ屋根があらわに。


傷んだ屋根板もはがして新しいのと張替え


今回の作業で張替える板はこれだけ、トロッコで運んでもらったので助かりました。


以前のは三枚重ねで頑強でしたが、今回は時間と予算の都合で心細いけど一枚。
その代わり明るい?



20人も屋根に上がれる訳もないので、二手に分かれてこれまた頭を悩ませていたトロッコ道の排水路。
レールや枕木はこまめに手入れはされていましたが、道そのものまでは手入れが行き届かずで砂がたんまり。


場所によっては50㎝以上堆積していて完全に排水路は埋まって機能できず。
あちこちでこうなると大雨の日はトロッコ道が川になってしまいます。
人が住んでいた頃はちゃんと維持管理の技術が継承されていたんでしょうが、人が住まなくなると正しく管理できる人もいなくなり、いずれはトロッコ道の崩壊につながります。
これもみんなでせっせと掘り返しました。

普段はガンガン歩くトロッコ道も止まって作業をしていると、珍しい見学者も。
10㎝程の「ヒメヤママユ」でかいけどなかなかお目にかかれぬお方。


なんでか木に登っている「サワガニ」しかも卵を抱えてました。


1日ではできる作業量もたかが知れていますが、休憩舎の屋根はなんとか張替え完了。
つぎはぎ感満載ですが、今回はとりあえず。
これで完成ではないので早いとこ完全に雨漏りしないよう作業が組めればいいですが、、、。