屋久島公認ガイド 山歩(SANPO)

山歩blog

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2018/04/11
 
宮之浦岳 縄文杉 白谷雲水峡 キャンプ 宮之浦岳縦走

まさかの雪山縦走でした。

新緑と花満開の屋久島ですが、最後の寒波が屋久島でも暴れました。

毎年4月の頭に最後の寒波が訪れ屋久島の奥岳を雪で覆いますが、どんぴしゃりでその寒波と同じ日に宮之浦岳縦走登山に。
基本的には1日目に淀川登山口から宮之浦岳を越えて新高塚小屋に行くルートですが、今回は2日目の方が寒波も弱まるので逆ルートから。

数日前から天気図とにらめっこをしていて、コースを変えるか迷いましたが、予報を信じて逆ルートから入り、2日目はお天道様任せ。
関西から来られたカップルさんに事情を説明し、いざ出発!
まだ暗いなか白谷雲水峡を歩き始めまずは太鼓岩へ。

今、太鼓岩からの眺めは新緑と山桜が満開の小杉谷が絶景なのですが、今日は桜の花吹雪ではなくただの吹雪。
横殴りのアラレまじりの雪が頬に打ち付けます…。
写真ではわかりませんが、吹雪いています。
桜と雪の景色はまさに屋久島マジック!


前日までは歩いていれば半袖でもよい心地よさでしたが、この日は防寒フル装備。
森の中でも風がかなり吹き込みましたが無事に縄文杉へ。

まさかの寒波が訪れたこの日はなんと彼女さんの誕生日!
忍者のような彼氏さんと記念写真。

順調に新高塚小屋に到着すると、すでに小屋には15人程の先客様がくつろいでいました。
ほとんどの人が荒れ狂う暴風雪の宮之浦岳を越えてきたとか、
凍結した登山道を滑りながら歩き、風で飛ばされそうになりながらここまで来た強者様です。

予想外に人が多かったおかげで少しは小屋の中は暖かいですが、それでも就寝時の室温は3度位でした。


2日目は風は弱まってはいましたが、登山道は積雪が10cm程で歩く分にはさほど問題ないコンディション。
歩いているとガチガチに凍ったタオルの落し物発見。


雪と氷の世界に見とれてしまします。


1日目よりはコンディションは良くても前日の吹雪で岩も木も花も綺麗に凍ってます。


宮之浦岳山頂にはいい感じのえびのしっぽが。


このえびのしっぽは風上に尾を伸ばしていきます。
これまた写真ではわかりませんが強風を正面で受けてます。


予報では山頂に着く頃に晴れてくるはずでしたが、山だとなかなか予報通りにはいきませんね〜。


山頂ではお天道様は拝めませんでしたが、お楽しみのランチタイムになった途端に晴れ間がやってきました。
風も止み晴れ間が出ると一気にポカポカ陽気、ずっと見えなかった黒味岳も突然出てきてくれました。


この後からは念願の晴れ間とポカポカ陽気で雪も氷も一気に溶け出し、絶景も堪能。
春を忘れてしまうような雪山縦走でしたが、ラストは春の陽気を堪能しながら歩くことができ、
真冬と春の両方を堪能し、日本の縮図屋久島を肌で感じる2日間でした。